アメリカの紅茶ブランド
- アール シー ビゲロR.C.BIGELOW
- ティーフォルテTea forté
- ハニーアンドサンズティー harney and sons tea
- ティーバナ TEAVANA
①アール シー ビゲロ R.C.BIGELOW
アールシービゲロの歴史
アメリカの紅茶の品質が良くないことを嘆いて、何度でも愛飲してもらえるブランドを作ろうと、1950年、ルース・C・ビゲロ氏が立ち上げました。
特徴
彼女のオリジナルであるオレンジとスパイスを紅茶にブレンドした「コンスタント・コメント」は、爆発的な大ヒット商品です。以来、ニューヨーカーたちに最も愛される紅茶ブランドとして成長しました。
②ティーフォルテ Tea forté
ニューヨーク近代美術館(MoMA)出身のデザイナー、ピーター・ヒューイット氏が、2003年に創設したプレミアムティーブランドです。氏は、これまでの伝統的な紅茶の近代化を実現させます。
特徴
1番の特徴は、他に類を見ないインフューザー(ティーバッグ)です。シルクのような手触りで、一つ一つが手作りされます。見た目の美しさはもちろんのこと機能的にも優れており、お湯に浸しても形が崩れず、通水性に優れ、ティーバッグならではの手軽さと、本格的な美味しさの両立を実現させています。
厳選された茶葉は細かく刻まずにそのまま使用されているので、茶葉に含まれるアロマオイルを包み込みます。
③ハニーアンドサンズティー harney and sons tea
ハニーアンドサンズティーの歴史
英国の紅茶の伝統を基に、1983年にジョン・ハーニーがニューヨーク郊外にて創業したティーブランドです。ジョン・ハーニーが夢の実現に向けて設立を決意したとき、彼は当時53歳だったといいます。その始まりは、小さなティーハウスでした。
特徴
アメリカから世界に認められた紅茶
最高級の茶葉のみを使用し、全ての製品をニューヨーク郊外の工場で、一つ一つ丁寧にブレンドするハニー&サンズの人気は米国内に留まらず、本場英国の最高級ホテルのハウスティーとして使用され、英国ロンドンのAfternoonTea賞を受賞するなど世界に広がっています。
その特徴の一つは、斬新でユニークなブレンドティーやフレーバードティです。大好評となった「ホットシナモンスパイス」以外にも、「Wedding Tea」や「Mother’s Bouquet 」などシーンに合わせた多くのブレンドがあります。
ティーサシェやTAGALONG
また通常のティーバッグではなく、「ティーサシェ」を用いているのもハニー&サンズの大きな特徴でしょう。ピラミッド形のサシェの中で茶葉が、ゆったりと開くように工夫されています。「美味しい紅茶を楽しみたいけれど、茶葉やポットを使用する手間を考えると・・・」という長年の葛藤を解決するサシェは、見た目にも大変美しいものです。
ブレンドごとに用意されたカラフルな紅茶の缶や、小さな「TAGALONG(タガロング)」など、特徴的なパッケージも人気の秘密です。そのハイセンスさで、日本でも紅茶専門店以外にも、雑貨屋やセレクトショップなどで見かけるほどです。
④ティーバナ TEAVANA
スターバックスがニューヨークにオープンした紅茶専門店として、一躍有名となったティーバナですが、もともとはアメリカ、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、中東などに400以上の店舗を持っている大規模紅茶専門店です。買収によりスターバックスグループの仲間入りをすることになりました。
特徴
紅茶専門店と言われていますが、、実際に扱っているのは白茶、緑茶、ウーロン茶、チャイティー、ハーブティー、ルイボスティーなど、紅茶だけではなく世界中の様々なお茶を扱っています。
アメリカではフレーバードティーの人気も高く、緑茶やウーロン茶、白茶などのベースに、ベリーなどのフルーツやスパイス、お花などがブレンドされているものなど、様々な種類があります。
北米の店舗では100種類以上のお茶の缶が並んでおり、スタッフに希望を伝えると言えば試飲も可能です。気になるお茶を試飲して買うのがおすすめです。
Lesson7のまとめ
確認テストで学習した内容を確認し、知識を定着させましょう。
ここからLesson7の確認問題を行うことができます。
