シッキム Sikkim
シッキム州は、西にネパール東にブータンという二つの国にはさまれた地域です。カンチェンジュンガという8586mの高峰をはじめ、28ものヒマラヤの峰と、80をこえる氷河、100以上の川があるというダイナミックな自然に囲まれています。そのため土地は岩が多く農業には向かず、州の約1/3は森林です。
気候
標高が比較的低い南部でも高度は280m以上あり、気候は全体的に冷涼です。6~8月はモンスーンの季節ですが、最高気温が28℃を超えることはほとんどありません。
ダージリンと似た、小規模農園の希少茶葉
地理的、気候的に近くにあるダージリンとよく似ており、したがって茶も同様です。ファースト・フラッシュ、セカンド・フラッシュ、6~9月のモンスーン・シーズン茶、オータムナルと収穫が頻繁に行われます。
小規模の茶園が多く、オーソドックス製法での生産が行われています。唯一の大型茶園である州政府が管理するテミ茶園以外は、小規模の茶園が多く栽培面積もわずか200㏊ほどで、年間の生産量も100t未満であり希少価値が高いお茶とされています。
- ダージリン茶と同様、シーズンを通して花の香りがある。
- 特にセカンド・フラッシュでは、花の香りが強まるのが特徴。
- 強い渋みなどはないので、ストレートがお勧め
