茶の発祥地であり、様々な茶の文化が栄えているのが中国です。
中国と紅茶の歴史
中国のお茶がヨーロッパに渡ったのは17世紀初頭のことです。初めは緑茶が輸入されていましたが、次第に発酵度が強まった工夫(コングー)紅茶が作られるようになり、18~19世紀のイギリスで大流行します。やがて茶の輸入を巡って、アヘン戦争が勃発しました。
19世紀以降は、イギリスの開発したインド・セイロンの紅茶に押され、紅茶の生産は減少しましたが、現在でも茶葉の生産量は150万tを越え世界一を誇ります。中国で生産される紅茶は、そのほとんどが輸出されています。
中国の主な紅茶の産地
主な産地として、雲南、四川、広東、福建などがあげられます。
- 祁門(キームン) Keemun
- 雲南 Yunnan
- ラプサンスーチョン(正山小種) Lapsang Souchong

