アフリカの紅茶栽培は、主に大陸の東側で行われています。
アフリカの紅茶栽培の始まりは20世紀になってからのことで、その多くがイギリスの資本によるプランテーションでした。第二次世界大戦後、各国が独立を果たしてからは、政府の援助を受けて小さな農園が増加、プランテーションに拮抗するまでに至っています。
アフリカ全体での紅茶の生産量は約57万tで、現在では世界の紅茶の20%弱ほどがアフリカで作られています。
ヨーロッパで好まれるアフリカ紅茶
紅茶を好むヨーロッパではアフリカの紅茶は人気があります。栽培の歴史が浅い代わりに茶の品種改良が進み、また工場が近代的であることも理由に上げられるようです。そのほとんどがCTC製法です。
またアフリカでは茶樹の病気が少ないことから、無農薬により栽培されているものが多いことも人気の理由となっています。
パンチがある味が特徴
アフリカの紅茶にもそれぞれ特徴がありますが、総じてスリランカやインドネシアの紅茶よりも強くパンチがあり、チャイやミルクティーに適しています。
アフリカの主な紅茶の産地
- ケニア Kenya
- マラウイ Malawi
- タンザニア Tanzania
- ウガンダ Uganda
