ケニア Kenya
東アフリカに位置するケニアは、国土の大部分が標高1100~1800mの高原地帯であり、赤道直下に位置していますが冷涼で湿潤な気候となっています。ケニアの紅茶は、グレート・リフト・バレーの東西両側と、赤道沿いの標高1500~2700mの高地で生産されます。
気候
年に2回、11~3月の北東モンスーン、5~9月の南東モンスーンの影響を受けます。
産地の歴史
1963年の独立以降、現地のアフリカ人による小規模の農園が普及し、これを支援するために「ケニア紅茶開発局」が設立されました。その結果、現在では小規模農園の生産量は全体の60%を超えるまでに至っています。
イギリスやエジプトでティーバック用の原料茶に
ほぼ年間を通じて生産が行われ、茶園では1~2週間の間隔での茶摘みが可能です。2~3月にかけて生産されるものが良質であるといわれています。
かつてはオーソドックス製法も見られましたが、現在ではほとんどがCTC製法となっています。大半がティーバッグ用の原料茶としてイギリスやエジプトなどを中心に輸出されています。
- 茶葉の外観は、黒味を帯びた褐色
- 水色は暗赤色
- さわやかですっきりとした味わい、適度な渋み、コクと香りのバランスの良い
- ストレートにもミルクティーにもよく合う

